家系図を作る

母方の家系も調べたい。苗字が変わる枝を途切れさせない進め方

家系図は、現在の苗字と同じ家だけをたどるものではありません。母方の祖父母や、その母親の家も自分につながる家族です。苗字が変わる場所で調査が止まる場合は、「家の名前」ではなく、一人の人物の前後をつなぐ考え方に切り替えましょう。

公開: · 更新:2026年10月23日

母と祖母と一緒に古いアルバムを見る女性
イメージイラスト(AI生成)/家系図バンク。人物・場面は架空です。

家系図は、現在の苗字と同じ家だけをたどるものではありません。母方の祖父母や、その母親の家も自分につながる家族です。苗字が変わる場所で調査が止まる場合は、「家の名前」ではなく、一人の人物の前後をつなぐ考え方に切り替えましょう。

最初の基準は母親一人にする

母親の現在の名前、以前使っていた氏、両親の名前、分かる生年月日を並べます。家族の会話では旧姓だけが語られ、祖母の出生時の氏までは分からないことがあります。分からない欄は空欄にし、聞き取りの段階で同じ苗字の家へ無理につなげないでください。

架空の例で、母が結婚前に田中姓、祖母が結婚前に山本姓だったとしても、「田中家の図」の中で祖母の山本姓を消す必要はありません。人物を一人のまま保ち、名前の変化として記録すると、同じ人を別人として重複させずに済みます。

母方の親族に尋ねるのは、家の由来より具体的な名前

「うちは何家なの?」だけでは話が大きくなります。「祖母のお母さんは何と呼ばれていた?」「どの町で暮らしていた?」「写真を持っている人はいる?」と、人・場所・資料に分けて聞くと次の手がかりになります。連絡先を勝手に共有せず、紹介してもよいかを間にいる親族へ確認しましょう。

古い写真の裏書や手紙の差出人も役立ちます。ただし同じ苗字だけで親子を決めず、年齢、配偶者、住所など複数の情報を照合します。戸籍を利用する場合は、請求できる範囲と必要な親族関係の証明を窓口で確認してください。

父方と同じ情報量にしなくてもよい

片方の家だけ写真が多い、もう片方は名前しか分からない、といった差は自然に生じます。左右を同じ人数で埋めるために不確かな人物を加えるより、確認できた情報と未確認の情報を分ける方が、あとから続きを調べやすくなります。

最初の目標を「母方の祖父母の名前と、思い出を一つずつ残す」にすると取り組みやすくなります。現在の苗字に関係なく、母方の枝にも写真や語りを置く場所を作ってみましょう。

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出典・参考資料

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