PUBLIC GENEALOGY / 人物と歴史をめぐる
前田家を知る →実在前田利家の家系図
利家とまつを中心に、父母、利長・利政・利常、孫直之を掲載。永姫・珠姫の婚姻と、弟利常を養子に迎えた利長の継承関係を読み解きます。
公開: / 更新:
家系図をたどる
世代数に合わせて家系図全体を表示しています。横に広い図はドラッグ・横スクロールで移動できます。人物を選ぶと、その人を中心に表示します。
関係線の見方
- 実親子・血縁
- 養親子
- 継親子
- 婚姻・配偶者
- 側室・パートナー
- 兄弟姉妹(親子線がない場合)
- 同じ子を持つ親同士
血縁を優先して世代を配置しています。養親子・継親子の補助線は、同じ世代の人物を結ぶ場合もあります。線にマウスを重ねると関係を確認できます。
図に登場する家紋と画像のクレジット
- 前田家の家紋・梅鉢:家系図バンク制作(独自模式図・実物の厳密な復元ではありません) 家系図バンク独自制作(模式図)
- 織田家の家紋・織田木瓜:Mukai / Wikimedia Commons(安全化・表示色調整) 配布元 CC BY-SA 3.0
- 徳川家の家紋・三つ葉葵:家系図バンク制作(独自模式図・実物の厳密な復元ではありません) 家系図バンク独自制作(模式図)
主な人物
前田利家を中心に、それぞれの人物とのつながりを紹介します。
母親
長齢院ちょうれいいん
前田利家の母。
子の配偶者
永姫えいひめ
織田信長の娘。前田利長の妻。
子の配偶者の父親
蒲生氏郷がもう うじさと
前田利政の妻・籍の父。
子の正室の母親
江(崇源院)ごう
1573年 — 1626年
徳川秀忠の正室。家光・忠長・千姫らの母。
孫
前田直之まえだ なおゆき
1604年 — 1674年
利政の子。祖母まつの養育を受け、加賀藩の重臣となった。
中心人物
前田利家まえだ としいえ
1599年没
利昌と長齢院の子。まつを正室とし、利長・利政・利常らの父となった。
子
前田利政まえだ としまさ
1578年 — 1633年
利家とまつの次男。籍を妻とし、直之の父となった。
父親
前田利昌まえだ としまさ
荒子城主。利家の父。利家の子・利政とは別人。
子
前田利長まえだ としなが
1562年 — 1614年
利家とまつの長男。永姫を妻とし、弟利常を養子とした。
子
前田利常まえだ としつね
利家の実子で、兄利長の養子となり家督を継いだ。珠姫を正室に迎えた。
正室
まつまつ
1547年 — 1617年
利家の正室。利長・利政の母。孫直之の養育にも関わった。
子の配偶者の父親
織田信長おだ のぶなが
1534年 — 1582年
信秀の子。尾張から勢力を広げ、信忠に家督を譲った。1582年、本能寺の変で没した。
子の配偶者
籍せき
蒲生氏郷の娘。前田利政の妻。
子の正室
珠姫たまひめ
徳川秀忠と江の次女。前田利常に嫁いだ。
子の正室の父親
徳川秀忠とくがわひでただ
1579年 — 1632年
家康の三男。母は西郷局。江戸幕府の第2代将軍。
家族関係の解説
つながりの先にある、一族の物語。
家族のつながりから、この家の歴史をたどります。
利昌と利政は、二世代離れた別人
利昌は利家の父、利政は利家とまつの子です。どちらも「としまさ」と読みますが、祖父と孫の位置にあたります。同じ読みで人物をまとめず、漢字と親子関係をあわせて見ることが大切です。
弟を養子に迎えるという継承
利長と利常は利家の子ですが、利常は利長の養子にもなりました。血縁だけを見れば兄弟、家の継承を見れば養親子です。二種類の線を分けることで、利常を利長の実子と誤解せずに家督の流れを読み取れます。
婚姻から織田・徳川・蒲生家へ
利長の妻・永姫は信長の娘、利常の妻・珠姫は秀忠と江の娘です。利政の妻・籍をたどると蒲生氏郷へつながります。兄弟それぞれの婚姻先を読むと、前田家の親族関係が一つの大名家の中に収まらないことが分かります。
関連する家紋
受け継がれてきた意匠から、一族の歴史をたどる。
梅鉢うめばち
梅の花をかたどった紋で、前田家の家紋として知られています。
画像:家系図バンク制作(独自模式図・実物の厳密な復元ではありません) 家系図バンク独自制作(模式図)
家・一族について
利家の家系図には、実の兄弟でありながら養親子でもある関係が登場します。父母の利昌と長齢院から利家へ、さらに利長・利政・利常へという血縁の流れを基本に、家の継承を表す線を重ねて読む構成です。まつは利家の正室で、利長と利政の母にあたります。
利長は信長の娘・永姫を妻に迎えました。弟の利常は秀忠と江の娘・珠姫と結婚しています。織田家と徳川家への婚姻を同時に見ることで、前田家の子供たちを通じた親族の広がりが分かります。利常は利家の実子ですが、家督を継ぐうえでは兄利長の養子になっています。
利政の系統では、妻の籍とその父蒲生氏郷、利政の子である直之を掲載しています。利家の父「利昌」と子「利政」は、読みが同じでも別の人物です。この図では世代を分けて配置し、名前だけでは取り違えやすい箇所を確認できるようにしました。すべての子女を並べるのではなく、継承と婚姻を理解するための枝を選んでいます。
- 国・地域
- 日本
- 時代
- 江戸時代戦国時代安土桃山時代
- 人物ジャンル
- 武将大名
出典・参考資料
記録の根拠をたどり、さらに深く知る。
関連する偉人家系図
徳川家康の家系図
徳川家康を中心に、父母・妻・主要な子女と、信康・秀忠の子女をたどる家系図。国立公文書館などの公開資料...
徳川秀忠の家系図
秀忠と江の子供たちを中心に、父家康から家光への継承、前田・松平・京極家や天皇家との婚姻、保科正之の系...
徳川家光の家系図
三代将軍家光を中心に、父母の秀忠・江、正室孝子、家綱・綱重・綱吉と孫家宣を掲載。実親子と養子による継...
織田信長の家系図
信秀・土田御前から信長、信忠と孫秀信へ。濃姫との婚姻、お市と浅井三姉妹、徳川・前田家へ嫁いだ娘たちを...
豊臣秀吉の家系図
秀吉の母・大政所と兄弟姉妹、正室ねねと側室茶々、実子秀頼、甥で養子の秀次・秀勝を掲載。浅井・徳川家と...