戸籍を読む

相続関係説明図と家系図は同じ?必要な図を取り違えないために

家系図・相続関係説明図・法定相続情報一覧図は、似ていても役割が違います。何のために必要と言われたのかを整理し、公式の様式や提出先へ確認するポイントを紹介します。

公開: · 更新:2026年10月20日

きょうだいで家族の書類や写真を整理するイメージイラスト
イメージイラスト(AI生成)/家系図バンク。人物・場面は架空です。

家庭で作る家系図と、相続手続で使う図は同じではありません。「家族関係の図を用意してください」と言われたら、まず正式な書類名と提出先を確認しましょう。普段の家系図をそのまま提出できるとは限りません。

本文の説明図を見る

三つの図を、目的から区別する

名称 主な役割 確認したいこと
家庭用の家系図 家族・先祖のつながりを整理して読む 誰に見せるか、どこまで載せるか
相続関係説明図 相続登記などで相続関係を説明する 提出先の記載例と必要事項
法定相続情報一覧図 戸籍等に基づく法定相続関係を整理する 法務局の制度・様式・必要書類

法定相続情報証明制度では、戸籍等と一覧図に基づく確認を経て、登記官の認証文が付いた写しが交付されます。自分で一覧図を作っただけの状態と、認証文付きの写しを混同しないでください。

「誰が載るか」を普段の親戚付き合いで決めない

親しい親戚、同居していた人、家族が相続してほしいと考える人と、法定相続関係は必ずしも一致しません。個別の相続人や相続分は、死亡時点の関係や事情を確認して判断する必要があります。

家庭用の家系図には、調査中の人物や伝承を載せる場合があります。しかし、手続用の図では必要な事実と証明書類を照合します。未確認の線を清書しても、証明された関係にはなりません。

図を作る前に、提出先へ聞く四つのこと

  1. 必要なのは、どの名称の書類か。
  2. 使う様式・記載例はどこにあるか。
  3. 図と一緒に必要な証明書類は何か。
  4. 氏名・住所・続柄などを、どの形で記載するか。

法務局の様式・記載例には、相続関係に応じた例があります。自分の事情に近そうな図を選ぶだけでなく、説明の注意事項も確認してください。

家系図は、相談のための下準備には使える

家族の氏名と関係、確認できた資料、まだ分からない点を整理しておくと、窓口や専門家へ状況を説明しやすくなります。ただし、相談用のメモと提出する正式な書類は分けてください。

「父の前の婚姻について記録を確認していない」「この人物の生死が不明」のような未確認点は、そのまま伝えます。都合よく省略した図より、分からないところが見えるメモのほうが相談に役立ちます。

図だけで判断せず、確認先につなぐ

登記に関する手続は法務局や司法書士、紛争・権利関係などの個別相談は弁護士、税の扱いは税務署や税理士など、内容に合う確認先を選びます。この記事は図の役割を区別するための説明で、個別の相続人や取り分を判定するものではありません。

戸籍の種類が分からなければ戸籍謄本、関係の用語で迷ったら直系尊属などを確認できます。家族のつながりを知ることと、手続の要件を満たすことを分けて進めましょう。

出典・参考資料

家族を知る。その先の一歩へ。

分かったつながりを、
あなたの家系図に。

すべての先祖を調べ終える必要はありません。
まずは自分と両親、祖父母。知っている名前から、家族のつながりを少しずつ形にしてみましょう。

  1. 01

    無料で会員登録

    名前・メールアドレス・パスワードを入力して、届いたメールで認証します。

  2. 02

    自分から、家族へ

    家系図を作り、自分や身近な家族の名前と関係を登録します。

  3. 03

    分かったら、書き足す

    家族に聞いたことや新しく分かった関係を、少しずつ追加・修正していきましょう。

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まだ分からない名前があっても大丈夫?

まずは分かる人から始めましょう。推測で名前を埋めず、家族に確かめたり記録が見つかったりしたときに追記していけます。

無料で使える範囲や保存期間は?

無料プランには人数・機能・データ保存期間の条件があります。写真や人生イベントなどもプランによって異なります。登録前に料金ページの機能比較と保存条件をご確認ください。

登録した家族の情報は一般公開される?

作成した記録が自動で一般公開されることはありません。個人情報の取り扱いもご確認いただけます。

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