親族の呼び方

ちょっけいひぞく

直系卑属

直系卑属は、自分の子、孫、曾孫へと下にたどる関係です。甥・姪との違い、年齢で決まらないこと、養子縁組や手続の条件を読むときの注意を説明します。

公開: · 更新:2026年10月20日

直系卑属(ちょっけいひぞく)は、子・孫・曾孫など、自分から親子関係を下へたどった人です。「卑」は人としての価値や立場の低さを意味するために使う言葉ではなく、ここでは下の世代を表す用語です。

子から孫へ、枝を乗り換えずに下る

自分から子・孫へ下る直系卑属の図

自分→子→その子である孫、という順にたどります。子が婚姻などで別の苗字になっていても、それだけで親子のつながりがなくなるわけではありません。

甥・姪は、下の世代でも別の枝

兄弟姉妹の子である甥・姪は、共通の親へ上がってから兄弟姉妹の枝へ下ります。そのため直系卑属ではなく傍系の関係です。普段自分が世話をしているか、同居しているかとは別に整理します。

また、年下の兄弟姉妹も直系卑属ではありません。年齢順の名簿と、世代を表す家系図を混同しないことが大切です。

養子縁組のある場合は、法的な関係を確認する

養子縁組によっても親子関係が生じます。血縁だけで対象を決めず、必要な場面では戸籍等の記録を確認します。養子の子との関係など、具体的な法的効果には事情が関わるため、単純な図だけで個別の権利を断定しません。

相続や証明書の請求でこの語が出たら、誰を基準とし、どの制度の条件を説明しているかを確認してください。「直系卑属に当たる」ことだけで、すべての手続が可能になるわけではありません。

上の世代は直系尊属、世代を数える方法は親等を参照できます。

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